藤村女子 「吉祥寺湧水」に校名変更 男女共学に

1932年創立の女子校が大改革

藤村女子中学・高等学校(東京都武蔵野市)は、27年4月より校名を「吉祥寺湧水(きちじょうじゆうすい)中学校・高等学校」へ変更します。

あわせて男女共学化、校舎リニューアルを実施することを発表。単なる名称変更にとどまらず、1932年創立の伝統校が教育内容や学校の在り方そのものを次の時代に合わせて刷新する大きな改革に乗り出します。

「湧水」に込めた思い

新校名「吉祥寺湧水」の「湧水」は、地中から自然に湧き出る清らかな水を意味しています。学園名「井之頭学園」の「井之頭」も水源を意味しています。

生徒一人ひとりの内側から湧き出る興味や意欲を育て、社会へ羽ばたいてほしいという願いに、学校の所在地吉祥寺の誇りを加えて、新たな校名に込められています。

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「私は何者か」という問い

教育方針の中核に据えられているのが、「who I am(私は何者か)」という問いです。

中学・高校の6年間を、自分自身と向き合い、問いを立て、考え、言葉にし、行動する力を育む時間と位置づけています。

知識の暗記に偏るのではなく、探究やプロジェクト型学習を通じて、自分の軸を築く教育を目指しています。

7つのプロジェクトが改革の柱

藤村女子はスポーツの盛んな学校として知られ、特に体操・新体操・水泳などの分野では五輪出場選手を輩出してきた実績があります。

新体制では、そのスポーツとともに「グローバル」「アート」「キャリア」「デジタル」「DE&I」「エクスペリエンス」の7つのプロジェクトを教育改革の柱として用意。

民間企業のスピード感や社会で求められる視点を取り入れながら、校内にアイデアの研究所が立ち上がったかのような創造性と実行力で日々の教育活動が展開されています。

共学化後の募集定員や入試方式、詳細な入試日程等については、今後あらためて発表される予定。

校名変更とともに進む一連の改革が、学校の姿をどのように変えていくのか、今後の動向が注目されます。